トップメッセージ

本木 仁

この世で生活していく私たちは、生まれてきて良かったと感じる時間を過ごす権利を誰しもが有しています。人間は平等だと言葉では言っても、実際は弱い立場の方々が日々生きにくさを感じて生活していることを私たちは忘れてはならないと思います。
私たちを取り巻く環境は、経済優先、競争社会の中でのストレスが心身に疲弊を招き、幸せを他人と比較し、豊かさを物資に求め、また、核家族や個人主義は人間関係を希薄してきたように感じております。
当法人は、置き去りにされた生きる上で大切な「こころの豊かさ」を求め続けることを理念の中心に置き、弱い立場にある方たちに寄り添える活動をチーム力で推進して行きたいと考えております。
ご縁を頂くすべての皆様に感謝を申し上げ、弱い立場にある方々の社会参加と自立に向けた活動にお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

理事長 本木 仁

ふくのねについて

支援学校の高等部に在学している障がいを持つ親から、子の将来を案じているという話があり 将来を思うと死んでも死にきれないという悲痛な叫びを受け止める機会がありました。 その後何回かお会いする機会があり話を重ねた結果、大河原町に障がい者施設を建てようという有志の機運が高まりました。

大河原町に本拠地を置く障がい者運営法人は現在なく、これを望む多くの障がい当事者、家族が多いということが解りました。 このことを受けカトリックの信者を中心とした「一般社団法人ふくのね」を平成28年11月16日に設立させていただきました。
目的は、障がい者、高齢者、弱い立場にある人たちの自己実現目指す事業と一人ひとりがかけがえのない存在として 笑顔で生活ができることを願い支援していくことです。

一般社団法人ふくのね 福の音を知らせる鐘

福の音を知らせる鐘

「ふくのね」の意味は、カトリック的に、よき知らせ=神の愛です。
携わる支援者を通じて神の愛が、支援を必要としている障がい者に通じることができればと考えております。
教会の鐘の音は=ふくのね=善き知らせです

ふくのねロゴ

ふくのね のマーク

福の音(ふくのね)を知らせる鐘と、それを支える人々の結びつき(絆)、をモチーフにしたデザインです。緑色はキリスト教で希望を象徴しています。

→ ふくのねのマークについて

わたしたちが目指すもの

  • ふくのね(ふきのとう村田)の事業基盤の確立
    • (1) ふきのとう村田移譲に伴う事業の安定化を図る。精神障がい者を中心に精神保健の専門性を追求した支援体制を構築します。
    • (2) クリーンな環境で利用者の仕事を通じた役割の創出と居場所作りの活動を行います。

  • 障がい当事者の願いに答える支援力の向上
    • (1) 障がい者(特にふきのとう村田では精神障がい者)に対し、寄り添い、 傾聴の機会を多くもつことにより心の安定を保ち、利用者個々の能力を引き出す支援を行います。
    • (2) 就労支援事業の充実を図り、利用者の能力に応じた就労の場を提供していくと共に 成功体験の積み重ねによる個々の自信回復を目指します。

  • 倫理経営の実践
    • (1) 目的・目標を日々見失うことなく、自分に与えられた使命を果たすための創意工夫と、 原因と結果の関係を常に注視できる観察力を身につけます。

事業構想

ふきのとう村田の活動が始まってから、今年で43年の歳月が流れました。
その間の運営は、「村田町精神障害家族会」が20年、「はらから福祉会」が18年、「ふくのね」として5年、それぞれの団体でバトンを繋いできました。⾧い方で30年の利用を重ねた利用者もあり、高齢化と障がいの重度化は年々高まってきております。また、障がいを生まれながらに持って生まれた児童も地域には沢山おり、それぞれの課題に取り組まなければならない時がきたと強く感じております。
令和4年度から取り組んでいく「ふくのね」としての事業構想を表明することで、想いを一歩進めていきたいと思います。

就労継続支援B型

ふくのね輝再館
開設場所:角田市大町 定員10名

※令和4年7月1日開始予定(ふきのとう村田従たる作業所)

共同生活援助(グループホーム)

ふくのね村田ホーム(仮称)
開設予定地:村田定員 男女各6名

※令和5年3月開始予定

児童発達支援・放課後デイサービス

名称未定
開設予定地:大河原 定員10名

※令和5年中開始予定

支援団体

東都クリエート
株式会社
ヒト・モノ・ココロをむすぶ
あなたのビジネスとつながる豊かな循環社会を目指す「リユース・リサイクル」
http://tohto-create.co.jp/
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